「三井住友カード」を名乗るフィッシング詐欺メールが届きました。
このタイプの詐欺メールは、読まずにゴミ箱に捨てましょう。
迷惑メールの本文
いつも弊社カードをご利用いただきありがとうございます。
昨今の第三者不正利用の急増に伴い、弊社では「不正利用監視システム」を導入し、24時間365日体制でカードのご利用に対するモニタリングを行っております。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
■ご利用確認はこちら
https://smbc-caeb.com/
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■発行者■
三井住友カード株式会社
https://smbc-caeb.com
※本メールは送信専用です。
※本メールは「Vpass」にメールアドレスをご登録いただいた方にお送りしています。
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間違っても上記リンクへはアクセスしないよう注意してください。
今回届いたものは「あたかも三井住友カード株式会社から送られて来た」かように偽装されており、なかなか精度が高いものでした。
三井住友カードを作っていなかったことと、公式の「「三井住友カード」を名乗る不審なメールにご注意ください」というページが大変役にたちました。
怪しいと思ったら公式サイト見て確認することが大事ですね。
怪しかった点
今回のメールの怪しかった点ですが・・・
怪しい点1
1点目はハンドルネーム(カード名称)が表示されていないのが怪しいと言えます。

弊社からお送りする「VpassClub通信」や「カードご利用代金WEB明細書サービス」でお送りする「請求額確定通知メール」には、お客さまが指定したハンドルネームが付きますので確認しましょう。
https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo8090411.jsp
(ハンドルネームの登録がない場合はカード名称を表示)
怪しい点2
単純にURLが怪しいです。

SMBCの公式URLは「smbc-card.com」で、今回届いた怪しいメールのURLは「smbc-caeb.com」となっております。

フィッシング詐欺とは
フィッシング(英: phishing)とは、インターネットのユーザから経済的価値がある情報(例: ユーザ名・パスワード・クレジットカード情報)を奪うために行われる詐欺行為である。典型的には、とにかく信頼されている主体になりすましたEメールによって偽のWebサーバに誘導することによって行われる。
wiki : フィッシング (詐欺)
説明文でfがphに変化しているのは”Phreaking”(音声によって電話網を意図的に誤作動させる不正行為)からの類推だとする説と、”sophisticated”(洗練された)との合成語の説があるようです。日本国内だと後者の方が有力みたいですね。
フィッシング詐欺に騙されてしまうと、クレジットカード情報やネットバンクのログイン情報などが窃取されることがあります。
怪しいと思わなくても念の為「ネットで検索してみる」ことが大事です。
ウイルス対策ソフトの導入がまだの方は導入検討しましょう。
すでに導入済みの方はウイルス定義ファイルは最新にすることを忘れずに。。。
余談:ESETの検知

ウイルス対策ソフトのESETをインストールしているパソコンなので、ちゃんと「フィッシング詐欺」を検知してブロックしてくれました。
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