パソコンが「うまく起動しない時」や「モッサリとしていて動きが悪い時」などに「セーフモードで起動してみる」という対処方法があります。
セーフモードはかんたんに言えば「診断用の起動モード」のことです。セーフモードの起動中は原因を特定するため「必要最低限のドライバや機能以外は無効」になった状態で起動します。
セーフモードとは、Windows(9x系及び2000以降)やMac OS、Androidなどのオペレーティングシステム (OS) で、なんらかの不具合によりコンピュータに問題が生じたときのための診断用の起動モードのことである。診断を容易にするため必要最低限のドライバや機能以外は無効になっている。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』セーフモード
今回はWindows 10のパソコンをセーフモードで起動する方法について自分用にまとめたので残しておきます。
起動方法
[設定] を使う
設定を開いてセーフモードで起動します。
1.キーボードのWindowsロゴキーを押しながら Iキーを押し(Windowsロゴキー + I)[設定]を表示させます。
この操作で表示されない場合は、Windowsロゴキーを押し、[設定]を選択します。
2.[更新とセキュリティ]>[回復]の順に選択します。
回復の設定を開く
3.[PC の起動をカスタマイズする] の [今すぐ再起動] を選択します。
4.PC が再起動したら、[オプションの選択]画面で、[トラブルシューティング]>[高度なオプション]>[スタートアップ設定]>[再起動]の順に選択します。




5.PC が再起動すると、オプションの一覧が表示されます。
4を選択するかF4キーを押してセーフモードで PC を起動します。
インターネットを使用する必要がある場合は、5キーまたはF5キーを押して[セーフモードとネットワーク]を選択します。
サインイン画面を使う
サインイン画面からセーフモードを起動します。
1.[サインアウト]します。
パスワードを設定している場合は[再起動]でも良いです。
2.Shiftキーを押しながら、画面右下の[電源]アイコンを押し、[再起動]を選択します。
3.PC が再起動したら「オプションの選択画面」が表示されます。
4.[オプションの選択]画面で、[トラブルシューティング]>[高度なオプション]>[スタートアップ設定]>[再起動]の順に選択します。




5.PC が再起動すると、オプションの一覧が表示されます。
4を選択するかF4キーを押してセーフモードで PC を起動します。
インターネットを使用する必要がある場合は、5キーまたはF5キーを押して[セーフモードとネットワーク]を選択します。
Windows回復環境を起動する
OSがうまく起動しない時などはWindows回復環境(WinRE)を起動してからセーフモードを起動します。
Windows回復環境は「3回起動に失敗した後に起動する機能」です
1.Windows回復環境(WinRE)になったら、次の手順に従ってセーフ モードに切り替えます。
2.[オプションの選択]画面で、[トラブルシューティング]>[高度なオプション]>[スタートアップ設定]>[再起動]の順に選択します。




3.PC が再起動すると、オプションの一覧が表示されます。
4を選択するかF4キーを押してセーフモードで PC を起動します。
インターネットを使用する必要がある場合は、5キーまたはF5キーを押して[セーフモードとネットワーク]を選択します。
セーフモードを終了する場合
デバイスを再起動するか、次の方法を実行します。
- Windows ロゴ キー を押しながら、R キーを押す。
- [名前] ボックスに「msconfig」と入力し、[OK] をクリック。
- [ブート] タブを選択。
- [ブート オプション] で、[セーフ ブート] チェック ボックスをオンにする。
詳しくはMicrosoftの「Windows 10のセーフ モードでPCを起動する」を参照ください。
コメント